2006年12月24日

【演奏会れぽ】第4回 演奏家の集い

 本日、キホールサーバ5chにて『第4回 演奏家の集い』が開催されました。
本日で第4回目という事で、大分定着してきているように思います。
クリスマス・イブの開催という事でどんなクリスマスソングがでてくるか、
それも楽しみの1つといっていいでしょう。
 ということで、早速レポートいってみたいと思います。



 開始予定時間の21時。観客は42名が集まっていました。
前回より少ないのはやっぱりクリスマス・イブだからでしょうか?
 そんなわけで、少し遅れてのスタートでなかなか1番手が現れずに時間が経過します。
その後は、順調に演奏会が進み、結局夜中の3時まで演奏会が続くという記録も
打ち立ててしまいました。

 さて、いつものように色々と分析してみようと思います。
もし、頭が痛くなるような分析など読みたくない方がいらっしゃいましたら、
【分析(まとめ)】まで読み飛ばしていただければ幸いです。



【分析(観客動員数)】
 今回は前回のデータ量の少なさから見ることの出来なかった観客の増減を
詳しく見ていきたいと思います。
そのために、約30分おきに計測してみる事にしました。
 結果は以下のようになりました。

       第4回(今回)   第3回(前回)   第2回(前々回)
21時00分:42名       58名
21時30分:94名                 59名
22時00分:97名(+55)  97名(+39)  77名
22時30分:117名
23時00分:132名(+35) 118名(+21)
23時30分:126名
24時00分:123名(−9)  98名(−20)  96名
24時30分:112名
25時00分:97名(−26)  92名(−6)   59名(−37)
25時30分:67名 
26時00分:71名(−26)  56名(−36)  ※25時45分終了
26時30分:61名       ※26時終了
27時00分:54名(−17)
       ※27時終了

※時間はあくまでその付近です。±10分程度の誤差があります。
※()内は1時間前との差

表では見づらいのでグラフにしてみました。
20061224_〓〓〓.gif

 この結果から、前回予測したとおり、ピークは23時頃だと判明しました。
21時の時点では前回より少なかったものの、30分で急激な増加を見せており、
1時間後には前回と同値を示しています。
まさしく、これはこのイベントが定着してきた証拠といえるのではないでしょうか?
普通に考えれば、このような急激な増加はありえないからです。
そして、前回の記録を軽く抜き去り23時には過去最高記録の132名をマークしました。
私としてもこの結果には非常に嬉しいものがあります。

 そして、前回の私のレポートの案が採用されたのか、24時の時点で一端記念撮影がありました。
 撮影に参加した方は全体の約1/3である37名とちょっと少なかったので残念でした。
これもまた、定着していく事で増えていくと考えられるので今後に期待しましょう。
また、撮影時間もわずか8分程度と時間を取らず、また、撮影終了後もスムーズに
演奏に戻っていけた点も非常に良かったと思います。

 その後、1時半から2時に掛けて再びわずかな増加が見られます。
予測でしかないのですが、開催日が日曜日という事で日が変わり生産日となったことで、
一端生産のために抜けた人たちが生産を終えて戻ってきたのかもしれません。

 その後、徐々に減っていき27時の終焉を迎えました。
27時。つまり夜中の3時ですが、ここまで長引くとは誰も予想していなかった事でしょう。
私自身もここまで続くとは思っても見ませんでした。
お陰で、睡眠時間がたったの3時間半に削られてしまいましたが。
こうなると、長引かないような工夫も必要になってくるのかもしれませんね。

<少し脱線>
 ルエリで行なわれている定期演奏会と内容はほとんど変わらないはずなのに、
なぜここまで差が出てしまうのかが疑問です。
考えられるのは、日曜日固定のイベントであること。
そして、会場がダンバートンのユニコーン広場であるということ。
この2点に尽きるのではないかと思います。
</脱線終わり>

 データの収集不足により前回との比較がとてもしづらいのですが、
グラフを見る限り回を重ねるごとに参加人数が着実に増えているのが読み取れます。


【分析(演奏者比率)】

 さて、次は過去にも行なっている演奏者比率の分析です。
長くなる為、前回のデータは過去のレポートを参照していただくことにして、
今回分のみ掲載します。

★今回(第3回)★
パララ歌劇団所属:12組(35.3%) 21曲(36.8%)
その他の演奏者 :22組(64.7%) 36曲(63.2%)
合計      :34組        57曲

複数サーバ活動組: 8組(23.5%) 16曲(28.1%)
その他の演奏者 :26組(76.5%) 41曲(71.9%)
合計      :34組        57曲

 前回のデータを比較してみます。
まず、パパラ歌劇団所属の割合が若干増加しています。
逆に複数サーバ活動組の割合、特に出演回数が7%近くも減っています。
7%を今回の組数に換算すると2.38組です。
この原因はどうやら別の事象が絡んでいるようです。

 さらにもっと重要でとても奇妙な点に気がつきます。
それは、イベント開催時間が前回よりも増しているにもかかわらず、
出演組数と演奏曲数が2〜3割程度減っているのです。
なぜ、そのような結果になったのか各演奏者の演奏時間などを元に次の次の項目で
詳しく見ていきたいと思います。


【分析(1組当たりの演奏曲数)】

 1組当たりの演奏曲数を見てみます。

今回 (第4回):57曲/34組=1.67曲/組
前回 (第3回):70曲/46組=1.52曲/組
前々回(第2回):65曲/42組=1.55曲/組

 今回若干増えている事が分かります。
これも何か別の事象が絡んでいるように見えます。


【分析(1時間当たりの出演者数)】

 さて、先ほどから気になっている奇妙なデータをここで検証して見ましょう。
演奏者比率のデータを見たときから気になっていた演奏組数の減少。
それを比較する為に、1時間当たりの演出者数を求めてみる事にします。
それには単純に総出演者数をイベントの開催時間で割る事で求められます。
すると、以下のような結果が得られました。

今回 (第4回):34組/6.00時間=5.67組/時間
前回 (第3回):46組/5.00時間=9.20組/時間
前々回(第2回):42組/4.75時間=8.84組/時間

 まさしく、といったデータが出てきましたね。
そうです。これが原因の核心です。

 第4回目にして、一人一人の出演時間が何らかの要因で大幅に増加していたのです。
現に、演奏者列は今までに無い長蛇の列をなしていました。
それによって、複数サーバ活動組の出演回数が減っていたのもなんとなく納得がいきますね。
また、並びなおしを回避するために1回の出演で多く演奏しようと思った演奏家が
多くなった為、1組当たりの演奏曲数が増加した事も納得がいきます。

ついでにこんな事も見てみましょう。


【分析(1組当たりの出演時間)】

 1組当たりの出演時間数は先ほど求めた1時間当たりの出演者数で60(分)を
割る事で求められます。

今回 (第4回):60分/5.67組/時間=10.58分=10分35秒
前回 (第3回):60分/9.20組/時間= 6.52分= 7分31秒
前々回(第2回):60分/8.84組/時間= 6.79分= 7分47秒

 改めて数字にしてみると一目瞭然で1人当たり前回より約3分も長く
出演していたことが分かります。
ちなみに、今回34組の出演なので前回よりもおよそ102分もの時間
余分にかかったということになります。
 厳密には、イベント開始直後の1番までの時間や、今回導入した記念撮影時間などを
考慮しなければいけませんが。大雑把に見ても前回よりはるかに時間がかかっている
ことは確かなことです。

 その要因を少し探ってみる事にします。
それぞれの出演者の出演時間数を細かく見ていくと、

 0分以上 5分未満  2組
 5分以上10分未満 19組
10分以上15分未満  8組
15分以上20分未満  5組
20分以上       2組

という結果になりました。

 ここで、お詫びしなければいけなくなりました。
20分以上の2組はいずれも私の出演です。
他の演奏家の皆様、お待たせして大変申し訳ありませんでした。

 そして、15分以上20分未満の5組はいずれも合奏曲でした。
合奏は慣れていてもラグなどの影響により時間を食ってしまいます。
ましてや慣れて居なかったり演奏ランクが低かったり、楽譜の難易度が高かったりすると
なかなか合わずに時間が過ぎていってしまいます。

 とても心苦しいのですが、何らかの制限を考慮する必要があるのかもしれません。
たとえば、1演奏会1組2出演までといった制限や、総出演時間数といった制限ですが、
今回の出演回数を見ていくと最大でも3回。それも若干名なので効果は薄いと思います。
また、時間で制限するというのはこのイベントの性質上難しいと思われます。
さらに、私の場合、曲よりも演出に時間を掛けているのでどうしたものかと
思う次第であります。



【分析(まとめ)】

1.観客人数が回を経る毎に徐々に増している。
 大変喜ばしい事で、今後もこのイベントを盛り上げていきたいと思います。

2.イベント時間が徐々に拡大してきている。
 喜ばしい事だが翌日が平日であるため、何らかの対策が必要かもしれません。

3.演奏家の出演時間が以前より膨らみ全体として総出演者数が減ってしまった。
 今後の経過を見て対策を立てていく必要があるかもしれません。
 現在のルールである1出演1人2曲までという制限には問題はないと思われます。
 そこに新たな別の制限を設けるとなると非常に難しいものがあります。



【雑感】

 今回の演奏会は詳しく分析してみた結果においていくつかの問題が見えてきましたが、
基本的に演奏会の内容自体とてもよいものでした。
演奏会なのですから、基本は楽しむ!それに限ると思います。

 立場がどちらかというと運営よりの考えをしているのでそう言ったことに目が
いってしまいがちですが、イベント来場者数を見る限りイベントは
成功していると確信をもって言えます。

 さらに嬉しい事に自己申告によると、今回初出演者が3名いらっしゃいました。
とても喜ばしい事です。

 今後も、この演奏会が発展されるよう祈りつつ本年最後の演奏会レポートを
締めくくりたいと思います。

 本年度は、皆様に大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。
来年度もまたよろしくお願い申し上げます。

 そして、全サーバの演奏家ならびに演奏会においでくださいました皆様、
どうもありがとうございました。

 最後に、来年度の皆様のご活躍を祈念させていただきます。


ふわふわもふるん きめらぴか
来年もみんなに幸せが届きますように!
はぴはぴ!

★演奏会の様子★
posted by ぽえっと at 23:59 | Comment(3) | TrackBack(0) | マビノギ-演奏会れぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする