『マビノギウルトラクイズ』のまとめレポートを書かさせていただきました。
文章のみの簡略的なものですが、読んでいただけたら幸いです。
【企画について】
2007/01/27(Sat)に開催された『コンドルの袂で』に始まり、2007/03/31(Sat)に開催
された『翠屋祭』まで、約２ヶ月に渡り全サーバで開催した。
『第１回 マビノギウルトラクイズ』の第１チェックポイントのまとめレポートを
書いていこうと思います。
この企画は、ご存知の方も多いかと思いますが、ＴＶのクイズ番組において
空前のクイズブームを巻き起こした超巨大クイズ番組である、
『アメリカ横断 ウルトラクイズ』を元に企画されました。
当時は、今ほど海外旅行が頻繁でなく、クイズに正解すればタダでアメリカ旅行が
楽しめるという魅力的なものであり、優勝すればさらに賞品が贈呈されるという至れり
尽せりなＴＶ番組だったのです。
この番組は東京ドーム（注：初期は後楽園球場）に始まり、成田空港、グァム、ハワイ
アメリカ西海岸、内陸部を経て最終決戦地のニューヨークの自由の女神にて勝敗を
決します。
また、それぞれのステージをチェックポイントと称して毎回趣向を凝らしたクイズ企画で
挑戦者にクイズを出題して、徐々に挑戦者の数を減らしていくのです。
最終決戦地の自由の女神では１対１の熱い戦いを繰り広げクイズ界の王者が決まります。
少し話が回り道しましたが、今回はその第１チェックポイントということで、
イベントを企画しました。（ルエリ以外）
【イベント日程】
開催したイベント日程を簡単に掲載します。
・第１回 マビノギウルトラクイズ in コンドルの袂で
2007/01/27(Sat 【ルエリ】コンドルの袂で 〜第８回 初春〜（企画）
・第１回 マビノギウルトラクイズ in キホール
2007/02/11(Sat) 【キホール】第７回演奏家の集い（開催前）
・第１回 マビノギウルトラクイズ in マリー
2007/03/03(Sat) 【マリー】単独（併催）
・第１回 マビノギウルトラクイズ in トリアナ
2007/03/10(Sat) 【トリアナ】注文の多い演奏会（開催前）
・第１回 マビノギウルトラクイズ in モリアン
2007/03/17(Sat) 【モリアン】第５回演奏祭（企画）
・第１回 マビノギウルトラクイズ in タルラーク
2007/03/31(Sat) 【タルラーク】翠屋祭（開催前）
全ての開催において、他のイベントの併催やイベント内企画として開催しました。
というのも、イベントを主催するのが初めてということもあり、集客に不安があったから
にほかなりません。この企画は、参加者があって始めて成り立ちます。
その為、できるだけ多くの参加者にきていただきたかったのです。
では、それぞれのイベントについて振り返ってみたいと思います。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in コンドルの袂で』
【「コンドルの袂で」の解説と関係】
ルエリでは１年以上続く大規模な、演奏のあるイベント（※１）である、
『コンドルの袂で』のイベント内企画として開催しました。
※１：演奏会とは違い、演奏が入っていれば最大３０分において何をしても良いという
主催者の意向を反映したイベントです。ですが、実際演奏での出演が大半を
占めているため、私は演奏系イベントとして分類しています。
過去には演劇も開催された経緯があります。
私は、この『コンドルの袂で』のイベントには３０分の企画を２００６年７月から
出演させて頂いております。今回は、その４回目に当たる出演でした。
今回は、クイズものの企画をしようと考えたのがこの『マビノギウルトラクイズ』で、
他のサーバとは違い、『ばら撒きクイズ』という本来アメリカ大陸で行なわれる
クイズ企画で出演しました。そして、まだそのときは全サーバで開催するとは夢にも
思っていなかったのでした。
【イベントの内容】
観客の中から挑戦者を６名募り『ばら撒きクイズ』をします。
本来『ばら撒きクイズ』というのは、スタート地点と一定距離はなれた場所に、
上空からクイズの入った封筒をばら撒き、それを挑戦者に走って取りに行かせて、
スタート地点に戻ってきたらその封筒のクイズが出題されて挑戦者が回答するという
趣向のクイズです。
何問か正解すると勝ち抜けとなり、次のチェックポイントに進出できます。
ですが、封筒の中には問題がかかれていない「ハズレ」が用意されており、そのときは
問題も出題されずもう一度封筒を取りに行く羽目になります。
つまり、挑戦者はクイズの知識ばかりか体力や運まで問われるという過酷なクイズです。
それをマビノギ用にアレンジし開催しました。
今回は会場がイメンマハ公演場だったためスタート地点をステージとし、
問題ばら撒き位置を公演場裏手（北側）としました。ばら撒くのは封筒ではなく、
数値が書かれた楽譜スクロールを使用します。
挑戦者がそれをとってきたらその番号を見て事前に作成したクイズ一覧の番号に適合する
クイズを出題します。
クイズは、マビノギに関連したクイズを１００問以上用意しました。
もちろん、番号の中には「ハズレ」も存在します。
つまり、マビノギウルトラクイズでは
・問題に対する知識（知力）
・移動のためのプレイヤースキル（体力）
・ハズレを引かない運（運）
が必要となるクイズイベントなのです。
【イベントの模様】
結果、３人が３問正解で通過。残りの３人が惜しくも到達できませんでした。
少人数でイベントをしていた為、演奏が途中で途切れるなどの不手際があったりも
しましたが、内容自体はとても盛り上がりました。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in キホール』
【「演奏家の集い」の解説と関係】
キホールでは、「第７回演奏家の集い」の開催前に「演奏家の集い」の主催者様に
許可を頂いて開催する事にしました。
本当は、イベント内で行ないたかったのですがそれはイベントの趣旨に反するという事で
やむなく「第７回演奏家の集い」開始時間前に開催するということで妥協しました。
この「演奏家の集い」は、当時キホールで主だった演奏会が１つしかなく、
それもビッグイベントだったためもっと初心者でも入りやすいようにという願いから
企画された演奏会です。
ルールは二次会形式で、自分が作成したMMLならば１人２曲までで合奏もＯＫという、
かなり自由度の高いものです。
それもあって、その願いどおり少しずつではありましたが初心者の参加があり徐々に
その演奏会の観客動員数も増えていったのでした。
私も、第１回からほぼ毎回出演させていただいてる演奏会です。
その事前イベントとしてキホールでは開催させていただきました。
【イベントの内容】
観客の中からできるだけ挑戦者を募り、ステージに上がってもらいます。
その挑戦者に対して、○×クイズを出題します。
全１５問で全て正解できた挑戦者に対して通過賞を差し上げるというものでした。
コンドルの企画では、参加者数に限界があったたそれをなんとかしたいということで
考えられたのがこの形式です。これは、ウルトラクイズの予選の形式と同じで
これによって、このクイズが第１チェックポイントと後に位置付けれたのです。
【イベントの模様】
イベント開催時間が２０〜２１時という早い時間のため参加者もそれほど多いとは
いえませんでした。
それでも○×クイズを出題して行き、予想通り最初のほうはやさしい問題で
あまり不正解も出なかったのですが、徐々に難易度を上げていくとある問題で
ごっそりと敗退者がでてたった数名の正解者でその後の問題を続けましたが、
結局、１人減り２人減りで１５問目に到達する前に全員脱落してしまいました。
そのため、予定していたとおり全員敗者復活して次の問題から開始となりました。
そうして、１時間の予定がずいぶんと早く終わってしまったのでした。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in マリー』
【マリーサーバの当時の状況】
マリーでは、定期的に演奏会やユーザーイベントが開かれていませんでした。
よって、私はマビノギウルトラクイズとは別にもう１つ演奏会を自ら企画して
そのイベントとの併催という形を取りました。
もう１つの演奏会は、『幸せの魔法演奏会』という名称で「演奏会の集い」と同じ
二次会形式の演奏会でした。
そしてこのイベントが自ら告知して開催した初めての単独イベントになりました。
【イベントの内容】
ウルトラクイズの内容はキホールと全く同じですので、ここでは省略します。
【イベントの模様】
イベントは、まず第１部に『幸せの魔法演奏会』を２０〜２２時に開催しました。
そして、最も人が集まりやすい時間帯である２２〜２３時に
『マビノギウルトラクイズ』を開催しました。
予想通り、かなりの人数に集まっていただけました。
ですが、マリーサーバでも残念ながら１５問全て正解する挑戦者は出ませんでした。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in トリアナ』
【「注文の多い演奏会」の解説と関係】
「注文の多い演奏会」は当時ルエリで定期開催していた演奏会でした。
そして、２月から３月にかけて全サーバツアーという事でその巡業の最終サーバが
ここトリアナだったのです。
この演奏会は、毎回演奏する曲に制限（＝注文）がされていて、その曲しか
演奏できない事になっています。例えば、作曲ランクＦ相当の楽譜のみとか、
３オクターブ以下の音のみを使用した曲のみなど。
なお、全サーバツアーのときは、作曲ランクＦ相当の楽譜のみの注文でした。
そんな演奏会の前に許可を頂いて併催としてウルトラクイズを開催しました。
【イベントの内容】
ウルトラクイズの内容はキホールと全く同じですので、ここでは省略します。
【イベントの模様】
『注文の多い演奏会』が２４時開催のため、『マビノギウルトラクイズ』は
２３時からの１時間としました。
トリアナはまだ当時できたばかりのサーバで集客がとても心配でしたが、
それでも、ある程度の人数に集まっていただけました。
ですが、やはりトリアナサーバでも１５問全て正解する挑戦者は出ませんでした。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in モリアン』
【「演奏祭」の解説と関係】
「演奏祭」は当時まだ出来たそれほど時の経っていない演奏会で、演奏家初心者向けの
演奏会として企画されていました。募集形式も、当日募集と事前募集とに分けてあり
誰でもが自由に演奏できるよう配慮されていました。
そして、その主催者様に企画を持ち込んでイベント内で『マビノギウルトラクイズ』を
やらせていただけることになりました。
なお、時間は５０分ということで少し切り詰めての開催です。
【イベントの内容】
ウルトラクイズの内容はキホールと全く同じですので、ここでは省略します。
【イベントの模様】
「演奏祭」は通常２１時から２３時ごろです。『マビノギウルトラクイズは』その中の
２１時４０分から２２時３０までの時間をいただく事が出来ました。
併催という事で観客もそれなりにありました。
それでも、モリアンサーバでは１５問全て正解する挑戦者は出ませんでした。
『第１回 マビノギウルトラクイズ in タルラーク』
【「翠屋祭」の解説と関係】
「翠屋祭」はギルド「翠屋」が数ヶ月に１回程度開催しているイベントの１つです。
毎回イベントの内容毎にイベント名称が異なっています。
今回の「翠屋祭」の内容は、一芸大会ということで１組ずつステージに上がって
芸を披露してもらうというものでした。
そのイベントは、２１時半からということでしたので、『マビノギウルトラクイズ』は
２０時半〜２１時半に同じ会場を使用させていただき開催する事になりました。
【イベントの内容】
ウルトラクイズの内容はキホールと全く同じですので、ここでは省略します。
【イベントの模様】
集客は会場がイメンマハ公演場ということもあり心配されていたのですが、
そこそこの参加者がありました。
しかし、タルラークサーバでは１５問全て正解する挑戦者は出ませんでした。
【総評】
こうして、全サーバでほぼ同じ企画を約２ヶ月に渡り開催させていただきましたが、
非常にめまぐるしく日々が過ぎていった事が思い返されます。
イベント日の設定からスタッフ確保、リハーサル、クイズの作成、本番まで。
リハーサルと本番を除き、ほぼ全て１人でやったという達成感はなにものにもかえがたく
貴重な経験であったと思います。
また、初めてのプレイヤー掲示板での告知や単独企画など、私がかつて経験したことの
ないこともたくさんありました。
そう言った点で快く協力をしていただいたスタッフの皆さまや、併催として会場の
使用を許可していただいたイベント主催者様に心からお礼申し上げます。
参加者としては必ずしも多くない時もありましたが、それでもきていただいた参加者に
楽しんでいただけたので良かったです。
また、結局ルエリサーバ以外の全サーバ通して１５問全問正解者は１人も出ないという
結果に終わってしまいました。
これは、問題の難易度が高すぎたからでしょうか？集客が弱かったからからでしょうか？
初回という事で参加者の見込みが出来なかったという点もあると思います。
そういう点では、様々な要因が絡んでいたのかもしれません。
今後イベントを企画する際の参考材料とさせていただこうと思います。
イベント終了時やその後において、度々第２回開催を希望する声を伺っておりました。
その声に答えるべく、今年また企画をやらせていただくことになりました。
今回は、第２チェックポイントから第４チェックポイントまでを一気に２時間で
駆け抜ける予定をしております。
そちらにもぜひ多くの皆さんにご参加いただければ幸いです。
最後になりましたが、まだまだイベンターとしては未熟な点が多々あるかと思いますが、
皆さんが少しでも楽しんでいただけるように今後も努力していきますので、
お気軽にイベントにご参加いただけると幸いです。
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